ここまで、炭水化物についてお話ししてきました。

そして結論からですが、炭水化物は敵ではありません！

自分次第で、敵にも味方にもなり得ます！

炭水化物である糖質も、食物繊維も、それぞれ重要な働きを持っています。

ダイエット等、何か目的があって栄養素を減らしたりする事がありますが、炭水化物がよくフィーチャーされるのは、それだけ身体に与える影響が大きい栄養素だという事です。

また、炭水化物は摂りやすく、過剰量になりやすい点も要因となります。

ですが、長い目で見た時に、やはり炭水化物を完全に摂らない事は不可能ですし、それは健康という面であまりお勧め出来ません。

誤解しないで頂きたいのは、上記は適切な量を指して言っていると言う事です。

もし本当に必要ないのであれば、人間は炭水化物を消化・吸収するシステムを持っていないはずです。

すなわち、身体にとって必要な栄養素だと言う事です。

ですから、このシリーズで皆様にお伝えしたかって事は、全ての栄養素を、自分の適正量、しっかり摂りましょう、という事です。

何度も聞いた事がある言葉だと思いますが、これが全ての答えとなります。

全ての栄養素を適切な量、しっかり摂れていれば身体も自然と良い状態になります。

何かを減らすのでは無く、必要な栄養素を必要なだけ摂る、という思考に切り替えましょう！

炭水化物を減らして調子が良い、もしくはダイエット出来た、というのは普段の摂取量が多かったからです。

勿論、炭水化物の量を抑える手法もありますが、それはあくまで短期的、かつ、目的が絞られている方法ですし、それを行う場合はやはりしっかりと自分の栄養状況を把握出来ている場合が多いです。

大事な事は、バランスよく適切な量を食べる事です。

基本に立ち返り、焦らず、自分のペースで目標に向かって頑張りましょう！